marvel studios


このブログでは
これまで幾度となく
その話をしてきた、

マーベル・シネマティック・ユニバース

全然ついていけない!
分からない!

という方のために、

今回は、
初心者にやさしい
『アベンジャーズ』シリーズの
徹底解説
を行いたいと思います!

ガッツリとネタバレを含みますので、
映画、未見の方はご注意を。

なお、
「初心者にやさしい」
ということで、
Blu-rayディスクに収録されている
短編シリーズ「マーベル・ワンショット」
各TVシリーズ、
及び関連のコミックの内容には
触れません。

あくまで、
劇場公開の長編映画の話に
完結しております。


 ※※※※※2017/9/8追記※※※※※

とてもお詳しい方々が記事にコメントをくださって

僕もとても参考にさせていただいております。

ありがとうございます。

ご指摘を受けて間違っていたところ等は

随時、修正させていただいております。

引き続き、よろしくお願いいたします。


0.マーベル・シネマティック・ユニバースとは

まずは、
マーベル・シネマティック・ユニバース
というのが
どういうものなのか、
という説明。

その前に、マーベルというのは、
アメコミ=アメリカン・コミック、
様々なヒーローが活躍するマンガを
作っている会社です。


Comics_Marvel_Marvel_26102


その代表的なヒーローには、
スパイダーマンX-MEN
ファンタスティック・フォー
そしてキャプテン・アメリカハルク
アイアンマンソーなどがいます。

よく混同されがちですが、
スーパーマンバットマン
DCコミックという
違う会社のキャラクターなので、
これは全然違います。


DC-Comics



日本の漫画というのは、
それぞれの作品が
それぞれの世界観を持っていて、
それが交わることはないですが、
アメコミは違います。

基本的に、
すべてのヒーローが
同じ世界観のもとに共存していて、
共演するのが当たり前なんです。
コミックでは。

しかし、
今まで作られてきた映画では、
そのコミックのように、
お互いが世界を共有することはありませんでした。

そこで生まれたのが、
マーベル・シネマティック・ユニバースです。

コミックと同じように、
映画でも、色々なヒーローたちが
世界観を共有するという
シリーズを作ろう!
ということです。

このシリーズの上手かったのは、
おそらく皆さんご存知の『アベンジャーズ』
で、ヒーローたちが大集合する前に、
それぞれの活躍を描いた、
あたかもそれまでのヒーロー映画と同じ、
パッと見は世界観を共有していないような
単体の映画を作って公開したという点です。

それぞれの作品を作ってから、
実は、みんな大集合しちゃうよ!
という仕掛け。

ワクワクしますね!

しかも、
一見、関係のないように見える
それらの作品は、
微妙に関わりあっていることが
よく見ていると気付くんです。

それは後にご紹介します。


さて、
マーベル・シネマティック・ユニバースの
シリーズで、今まで公開された映画を
まずはずらっと紹介しましょう。

1.『アイアンマン』(2008)
2.『インクレディブル・ハルク』(2008)
3.『アイアンマン2』(2010)
4.『マイティ・ソー』(2011)
5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
6.『アベンジャーズ』(2012)
7.『アイアンマン3』(2013)
8.『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
9.『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
10.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
11.『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
12.『アントマン』(2015)
13.『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
14.『ドクター・ストレンジ』(2016) 
15.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
16.『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)

今のところは
以上の16作品です。

このマーベル・シネマティック・ユニバース作品
に共通して必ずあるもの。
それは、エンドロール後の
オマケ映像です。
しかし、ただのオマケ映像
と思ってはいけない。
それらはすべて、
その後の作品に繋がる
重要な映像なんです。

ということで、
主に、そこに注目しながら、
それぞれの作品について
見ていきましょう。

ここからはガッツリネタバレです。

1.『アイアンマン』
"Iron Man" (2008)
iron-man

では第1作目、
『アイアンマン』です。

自身が開発した
鋼鉄のハイテクアーマーを着て戦う
一流企業のCEOにして発明家の
トニー・スタークの話です。

これは1作目なので、
あんまりアベンジャーズを
匂わせるような描写はありません。

拉致されたトニーが
帰還してから開いた会見の場で
トニーの秘書、ペッパーに
接触をはかってくる
とあるS.H.I.E.L.D.の人間がいますが、
そのくらい。
アベンジャーズなんて
知らない人からしてみれば
気にも留めない短いシーンです。
しかしこれが、
先にも書いた
エンドロール後のオマケ映像
につながってきます。

それには、
サミュエル・L・ジャクソン演じる
S.H.I.E.L.D.の長官、
ニック・フューリーが登場します。

Nick_Fury_Avenger

S.H.I.E.L.D.とは、
スーパーヒーローを管理する
国家組織です。
このニック・フューリーが登場し、
トニー・スタークの元を訪れ、
「君は君だけが特別な存在だと
思っているかもしれないが、
君のようなやつは他にもいる。」
というようなことを口にします。

ここで、コミックファンなら
ピンと来るわけです。
「アベンジャーズだ!
映画でもアベンジャーズやるんだ!」
って。

 そして、第2作に繋がります。

2.『インクレディブル・ハルク』
"The Incredible Halk" (2008)
theincrediblehulk
自らの研究の実験台になるが、
実験は失敗し、
大量のガンマ線を浴びたことで、
怒ると緑色の巨人に
なってしまうようになり
軍から追われる身となった
科学者、ブルース・バナーの話。 

 こちらも『アイアンマン』と
同年に公開されたため、
あまり伏線的なものはないです。

せいぜいオープニングの映像に、
ニック・フューリーの名前が
登場するくらいです。

エンドロール後のオマケ映像では
とある人物が出てきます。
それは、
Tony-Stark
トニー・スターク。
ここで、
ハルクもアベンジャーズに
関係あるんだ!
ということが分かります。

そして三作目。

3.『アイアンマン2』
"Iron Man 2" (2010)
iron_man2
 ここから小ネタが満載になってきます。
まず、本作のストーリーで
重要な役割を担っているキャラクター、
スカーレット・ヨハンソン演じる
ナターシャ・ロマノフは、
S.H.I.E.L.D.のスパイ、
別名ブラックウィドウであることが
劇中で判明いたします。

トニー・スタークが、
アベンジャーズのメンバーに
相応しいかどうかを
潜入調査してたのです。

そして、
『アイアンマン』のオマケ映像にも
出てきたニック・フューリー
これまたガッツリ登場します。

さらにさらに後に大きな役割を担う
S.H.I.E.L.D.の捜査官、
フィル・コールソン
ここからガッツリ絡んでくることになります。
Phil_Coulson_Agents_of_SHIELD
『アイアンマン』で
ペッパーに接触してきた
S.H.I.E.L.D.の人間とは
この人のことです。

『アイアンマン2』は、
この『アベンジャーズ』につながるよ!
っていうストーリーと、
メインのストーリーが並行して進みます。
それぞれがあんまり交わるでもなく。
伏線だらけです。

 メインストーリーが終わり、
トニー・スタークがニック・フューリー
と会うシーンで、
画面で流されている映像は、
『インクレディブル・ハルク』で
ハルクが大暴れした後の
ニュース映像
です。
つまり、時系列的には、

『アイアンマン』

『アイアンマン』のオマケ映像

『アイアンマン2』→『インクレディブル・ハルク』 
↓ 
『インクレディブル・ハルク』のオマケ映像

となるわけですね。

 劇中でS.H.I.E.L.D.のコールソンは、
トニー・スタークに別れを告げます。
ニューメキシコ州へ行くと。
劇中でその理由は明かしませんが、
それが本作のオマケ映像になっています。
エンドロール後、荒野を走る
一台の車が映されます。
車から降りてきたのはコールソン。
何かを見つめ、電話をかける。
「見つけました。」
と一言言い、カメラはコールソンの
見つめていた先を映す。
すると、大きなクレーターの中心に
ハンマーが落ちている。
雷が鳴る音が鳴り、終わり。

そう、これは
この次の映画に繋がっています。

4.『マイティ・ソー』
"Thor" (2011)
thor
浅野忠信が出演していることで
日本でも話題になった本作。

『アベンジャーズ』の敵になる
ロキが登場する話なので、
結構重要です。

いきなり宇宙が舞台になります。
北欧神話に出てきた神様たちは、
皆、アスガルドと呼ばれる
違う惑星の住人だったのです。
そこに住む雷を使えるソー
(北欧神話の雷神トール)
は、次の王様になるはずだったが、
軽はずみな行動を父で現王の
オーディン(アンソニー・ホプキンス演)
に問題視され、「頭冷やしてこい!」
と地球に追放されます。 
一方、ソーの弟、いたずらの神ロキは
実はオーディンともソーとも
血がつながっていないことを知ります。
もともと、軽率な兄ソーに
ジェラシーを抱いていたロキと、
ソーはなんだかんだあって戦うことになります。

 この作品も、
結構小ネタが満載です。
コールソンは、
メインストーリーにガッツリ絡みます。
また、ほぼカメオ出演で
『アベンジャーズ』で活躍する
ジェレミー・レナー演じる
ホークアイことクリント・バートン
登場します。

 また、ステラン・スカルスガルド演じる
セルヴィグ博士は、
劇中で、ブルース・バナー博士と
知り合いである
ことが明かされ、
『インクレディブル・ハルク』との
関係も示されています。
ErikSelvig-Thor
その他にも、
コールソンの「スターク製か?」
というセリフがあったり、
後に重要なアイテムとなる、
"インフィニティ・ガントレット"
というものがちょびっとだけ
(ほぼスタッフの遊び心程度)
登場していたりなど、
小ネタは挙げ始めればキリがないです。

そして、
エンドロール後のシーンには、
セルヴィグ博士と、
またしてもニック・フューリーが登場します。
科学者として、セルヴィグ博士は
S.H.I.E.L.D.に招かれたようです。
そこで登場するのは、
アタッシュケースに入れられた、
四角い物体。
そして、ガラスに映るセルヴィグ博士の
背後には、ロキの姿が。
ロキには人を操る能力があり、
このときのセルヴィグ博士は
ロキに操られていたようです。
ケースの中の物を見て、
ロキがニヤリとして終わり。
これは『アベンジャーズ』に直接繋がる
大事なシーンです。

そして、
第5作目は少し
時代が違います。

5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
"Captain America: The First Avenger" (2011)
captain america
 時代は第二次世界大戦に遡ります。
ひ弱だけど愛国心と正義感に溢れる
青年、スティーヴ・ロジャースは、
スーパーソルジャー計画の
実験台に抜擢され、
その結果、強靭な肉体を持った
キャプテン・アメリカへと変貌を遂げます。
ナチスドイツのヒドラ党の
レッドスカルと対決するも、
墜落する飛行機を操縦し、
氷山へ軌道をずらします。
 飛行機と共に亡き者となった…。

かと思いきや!
エンドロール後のシーンは
一気に現代に飛びます。
錯乱したスティーヴは、
ベッドを抜け出して走ります。
ニューヨークのタイムズスクエア。
ここでもニック・フューリーが登場。
なんと、キャプテンは
その強靭な生命力によって、
氷漬けになったまま
何十年も眠っていたのです。
そして、アベンジャーズに加わります。

 今作にも小ネタはいっぱい。
まず、メインキャラの一人、
キャプテン・アメリカとなった後の
スティーヴの友人で、
キャプテンが後に使い続けることになる
トレードマークでもある
作った人物は、
ハワード・スターク

そう、アイアンマンこと
トニー・スタークの父親です。
トニーは父親も科学者で、
父親が作った会社を継いだんですね。
この人は『アイアンマン2』でも
重要な役割を担っています。
『アイアンマン2』でトニーが生み出す
新しい元素、ヴィブラニウム
これの作り方はハワードが
生み出したもので、
さらに、キャプテン・アメリカの時代には
これは自然のものしかなく、
希少なものだったのですが、
それで作られたのが、
キャプテンの盾なんです。

そして、
スティーヴ・ロジャースが
キャプテン・アメリカとなった
スーパーソルジャー計画ですが、
この実験の開発者の博士は、
劇中で急に命を落とします。
そのため、
二度とキャプテン・アメリカのような
人を生み出すことはできなくなったのです。
しかし、
そのスーパーソルジャー計画を
現代に甦らせようとして、
失敗し、生まれたのが、
何を隠そう、
ハルクなんです。
いわばハルクは、
キャプテン・アメリカの出来損ない
なんです。 

 さらに、
悪役レッドスカルが
悪用しようとした、
宇宙のパワーが詰まった
コズミックキューブ
というものですが、
これはもともと、『マイティ・ソー』に
登場するオーディンの持ち物でした。
そして、『マイティ・ソー』の
オマケ映像に登場した物体は
まさしくこれです。
本作のラストで、
海に沈んだコズミックキューブを
ハワード・スタークが
拾い上げるシーンがあり、
それ以降、S.H.I.E.L.D.が
管理してきた、ということです。
レッドスカルの最期のシーンは、
『マイティ・ソー』で
ソーがアスガルドから地球へ
ワープしてくるときのシーンに
よく似ています。

『アイアンマン』とも
『インクレディブル・ハルク』とも
『マイティ・ソー』とも
繋がっているこの
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
は、『アベンジャーズ』前の
まとめみたいな作品ですね。
 
そして、いよいよ大集合。

6.『アベンジャーズ』
"The Avengers" (2012)
the avengers
アイアンマンことトニー・スターク、
ハルクことブルース・バナー、
ソー、
キャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャース、
『アイアンマン2』に登場した
ブラックウィドウことナターシャ・ロマノフ、
『マイティ・ソー』に登場した
ホークアイことクリント・バートン、
『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』
に登場した
フィル・コールソン、
S.H.I.E.L.D.長官、ニック・フューリー
おまけに『マイティ・ソー』の
セルヴィグ博士、
トニー・スタークの秘書である
ペッパー・ポッツ
らが大集結し、
そして、敵はロキ。

これまでのシリーズが
すべてここでつながります。

冒頭、ロキは
S.H.I.E.L.D.が保管する
コズミック・キューブを盗み、
さらにセルヴィグ博士と
ホークアイを洗脳して
連れ去ってしまう。
そこで、S.H.I.E.L.D.は、
トニー・スターク、
キャプテン・アメリカ、
ブルース・バナー博士を
招集。
さらにそこにソーが加わり、
本格的に
アベンジャーズが始動。
ロキとその援軍に
立ち向かう。

この作品で、
コールソンはキャプテンの
大ファンだったことが判明!w
戦時中のキャプテンの活躍を
知っていて、大ファンだったんです。
実は、『アイアンマン2』には、
試作段階のキャプテンの盾を
コールソンが持つシーンがあるんです。
なぜなら、トニーの父、ハワードは
キャプテンの友人で、
盾を作った張本人だから。
『アベンジャーズ』を観てから
そのシーンを見直すと、
ニヤリとさせられますw

そして、本作のオマケ映像には、
とある超重要キャラが登場します。
それは、サノス
thanos
これは原作のマンガの
画像ですが、
こいつがチラリと登場して、
原作ファンは
どよめき立ちました。

ちなみに、この画像で
サノスが手にはめている
手袋こそが、
先ほど、『マイティ・ソー』に
ちょこっと登場している
と紹介した、
"インフィニティ・ガントレット"
です。

おそらくこのサノスは、
今後、アベンジャーズの
最大の敵となる
キャラクターと思われます。

『アベンジャーズ』における
ロキの襲撃も、
このサノスが黒幕だったことが
オマケ映像で判明するわけです。

これで、
マーベル・シネマティック・ユニバースの
フェーズ1が終わります。
(第1シーズン、第1期、みたいな意味です。)

ここで、ここまでの
時系列の流れを
おさらいしてみましょう。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

~長い年月~

『アイアンマン』

『アイアンマン』のオマケ映像

『アイアンマン2』→『インクレディブル・ハルク』
(ほぼ同時期)

『インクレディブル・ハルク』のオマケ映像

『アイアンマン2』のオマケ映像→『マイティ・ソー』
(ほぼ同時期)

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
のオマケ映像
→『マイティ・ソー』のオマケ映像
(これはどっちが先か後かは不明)

『アベンジャーズ』


ざっくりですが、
こういう流れです。

そして、フェーズ2の始まりは
この作品。

7.『アイアンマン3』
ironman3

【フェーズ2】

関連記事:
『マイティ・ソー』感想
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』感想
『アベンジャーズ』感想


画像引用元:
http://captainblogbuster.wordpress.com/2014/07/24/marvel-studios-un-film-en-plus-et-des-concepts-arts/marvel-studios-logo/
http://funny-quotes.picphotos.net/more-marvel-universe-comic-2-pack-bullseye-daredevil-action/impulsecreations.net*catalog*images*33876001194.jpg/
http://www.talkandroid.com/47394-breaking-news-dc-comics-app-released-for-android-with-over-3000-issues-available/
http://subscene.com/subtitles/iron-man/english/169156
http://marvel-movies.wikia.com/wiki/Nicholas_Fury
http://www.pandopuntokualda.com/micatalogo/micatalogo.php?username=bountynavy&forumtitle=Cine%20Actual
http://jadensadventures.wikia.com/wiki/File:Tony-Stark-1.jpg
http://www.wired.com/2010/03/iron-man-2-poster-scarlett-johansson/
http://marvel-movies.wikia.com/wiki/Phillip_Coulson
http://www.notrecinema.com/communaute/v1_detail_film.php3?lefilm=31227
http://disney.wikia.com/wiki/Erik_Selvig
http://www.signal-watch.com/search/label/Marvel
http://www.five.vn/detail.aspx?t=4995263
http://figurines-comics.com/blog/?cat=4&paged=27
http://www.film1.nl/films/36429-Iron-Man-3.html