言うまでもないとは思いますが、
あくまで、僕の、ランキングです。
イチ観客として、
僕個人が楽しんだ作品ということですので、
自分のためのランキング以外の何物でもないのですね。

観る映画の参考にしていただけたら、
それは嬉しいです。
選んだ作品は全て素晴らしい作品だと思ってます。 

僕だって考え方が変わりますから、
改めて観ると初見の時ほど感動がないな、とか
そういうこともありますよね。 
今もうすでにランキングを考えてから
2ヶ月が経っていて、
自分のランキングについて
既によく分からなくなってますw 

あくまで、
2017年1月時点での、
僕のランキングだということを
念頭に入れて読んでいただければと思います。

では洋画ベスト10から。

 

第10位
『オデッセイ』
"The Martian"

監督:リドリー・スコット
脚本:ドリュー・ゴダード
出演:マット・デイモン、
ジェシカ・チャステイン、マイケル・ペーニャ、
セバスチャン・スタン、アクセル・ヘニー、
ケイト・マーラ、クリステン・ウィグ、
ドナルド・グローヴァー、ベネディクト・ウォン、
キウェテル・イジョフォー、
ショーン・ビーン、
ジェフ・ダニエルズ他
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絶望してしまいそうな時、
科学とユーモアとディスコミュージックが
諦めるな、と言う。

科学と笑いと音楽があれば
絶望せずに生きていけるんだ
というテーマに涙した。


第9位
『エクス・マキナ』
"Ex Machina"

監督:アレックス・ガーランド
出演:アリシア・ヴィキャンデル、
ドーナル・グリーソン、
オスカー・アイザック他
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ロケーション、セット、VFX、
画角、衣装、小道具、
キャスティング、演技、セリフ、
物語、音楽、etc.
が完璧なアンサンブルを奏でていて、
観るクラシック音楽という感じ。
本当に心地いい。


第8位
『ズートピア』
"Zootopia"

監督:リッチ・ムーア&バイロン・ハワード
声の出演:
上戸彩、森川智之、
三宅健太、高橋茂雄(サバンナ)、
玄田哲章、山路和弘ほか 
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恐るべしディズニー。

よく練り込まれた物語はもちろん、
キャラクターや舞台設定など
映像の面白さ、魅力も見事なもんで、
文句の付けようがない傑作。


第7位
『スポットライト 世紀のスクープ』
"Spotlight"

監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ、
レイチェル・マクアダムス、
ブライアン・ダーシー・ジェームズ、
マイケル・キートン、
スタンリー・トゥッチ、
ビリー・クラダップ、
リーヴ・シュレイバー、
ジョン・スラッテリー他
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明らかにおかしなことがまかり通って、
傷つけられた人たちの事は知らぬ存ぜぬ。
真実が暴かれる事を
望まない人が多くいる中、
不当な目に遭っている人達のために
大きな声で「おかしい!」と言えますか。

この映画は「おかしい!」と
声を張り上げた本当のヒーローたちの話です。

演じる役者たちの演技も素晴らしい。

胸を打たれる。
そして反省させられる。


第6位
『ソーセージ・パーティー』
"Sausage Party" 

監督:コンラッド・バーノン&グレッグ・ティアナン
声の出演:セス・ローゲン、
クリステン・ウィグ、
マイケル・セラ、ジョナ・ヒル、
エドワード・ノートン、 
サルマ・ハエック、
ポール・ラッド、ビル・ヘイダー、 
ジェームズ・フランコ、
ダニー・マクブライド他
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オトナ向け『ズートピア』。

ただのフザけたお下劣コメディだと
舐めてたらいけません。
確かにフザけたお下劣コメディですが、
同時に、超深い社会風刺アニメでもあるのです。

 オトナ向けだからこそ、
ディズニーよりも
さらに深いテーマに踏み込めて、
そして物語の着地も、
ディズニーより踏み込んでる。

ディズニーはディズニーのやるべきことを
しっかりやっていて偉いけど、
セス・ローゲンはセス・ローゲンなりの
やるべきことをやっていて、
本当に偉い。


第5位
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
"Rogue One: A Star Wars Story"

監督:ギャレス・エドワーズ
出演:フェリシティ・ジョーンズ、
ディエゴ・ルナ、
リズ・アーメッド、
ドニー・イェン、
チアン・ウェン、
アラン・テュディック、
 ベン・メンデルソーン、
マッツ・ミケルセン、
フォレスト・ウィテカー他
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12月公開で、
興奮冷めやらぬ中
ランキングを考えたので
こんな上位になってますが、
今一度考えてみると、
こんな上位じゃなくて良かったな、
と思ってますw

ラスト40分の興奮はすげえっすね。


第4位
『レヴェナント:蘇えりし者』 
"The Revenant"

監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ、
トム・ハーディ、
ドーナル・グリーソン、
ウィル・ポールター他
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
的な映画だと思うんですよ。
映画全体が狂ってる。

ルベツキのカメラワークがツボなので
映像的な楽しさだけで
お腹いっぱいになっちゃうんです。
セリフも少なくて、映像で語ってる。
堂々と映画然とした映画で最高です。
撮影の大変さとかを想像しても、
手放しで誉めたい最高の映画です。

ディカプリオ、トム・ハーディ、
ウィル・ポールター、
ドーナル・グリーソンの四人の
演技もツボなので、
僕にとってはすごい目の保養になる映画です。


第3位
『死霊館 エンフィールド事件』
"The Conjuring 2"
監督:ジェームズ・ワン
出演:パトリック・ウィルソン、
ヴェラ・ファーミガ、
マディソン・ウルフ他
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傑作の前作に肩を並べる続編。

ジェームズ・ワンの映画は
観ていてとにかく楽しい。
あくまで実話に基づく話のはずなのに
途中からそんなことどうでもよくなる。

外連味たっぷりで
スピルバーグ映画や
アメコミ映画みたいなワクワク感を
ホラーというジャンルの中で
成立させてしまっている。

まさしく
ホラー版「ワイルド・スピード」
みたいな感じ。
クライマックスに向かうにつれて
もはやホラーというジャンルから
はみ出しちゃってるだろ
みたいな感じになっていって
インフレが止まらないんだけど
楽しいからもうどうでもいい。

ジェームズ・ワンは本当に信頼できる。


第2位
『シング・ストリート 未来へのうた』
"Sing Street"

監督:ジョン・カーニー
出演:フェアデア・ワラッシュ=ピーロ、
ルーシー・ボーイントン、マーク・マッケナ、
ベン・キャロラン、カール・ライス、
イアン・ケニー、ジャック・レイナー他
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何かが好きだという気持ち
何かに熱中できる気持ちが
どんなに大切で強力か。
人を繋げ、壁を乗り越える武器になる。
これがロックだ!!

"Drive It Like You Stole It"
のシーンはもう、
前が見えなくなるほど泣いた。
あのシーンの感動は簡単に言葉にできない。
それこそ、映画だ。


第1位
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』
"Everybody Wants Some!!"

監督:リチャード・リンクレイター
出演:ブレイク・ジェンナー、
グレン・パウエル、ゾーイ・ドゥイッチ、
テンプル・ベイカー、J・クイントン・ジョンソン、
ジャスティン・ストリート、タイラー・ホークリン、
オースティン・アメリオ、ワイアット・ラッセル、
ライアン・グスマン、タナー・カリーナ、
ウィル・ブリテン、フォレスト・ビッカリー他
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これはもう、「最高」としか言いようがない。笑
自分の高校時代を思い出す
っていうこともあっての1位だし、
かなり個人的な感情が強い。
ヴァイブスががっちり合ったっていうか。

リンクレイター独特の映画の作り方も
本当にすげえし、クオリティももちろん最高級。

でも、もう、「最高」としか言いようがない。笑
ずっとコイツらのことを観ていたい。
永遠に観ていたい。
終始ニヤニヤしながら観てた。
ん~最高。笑


 
 洋画ベスト10はこんな感じです。
どこに出しても恥ずかしくないベストだと
僕は思ってます。
全部最高です。